一度売却して5年後に買い戻す契約ができた
埼玉県浦和市 50代 無職 男性 ローン残高 2,300万円
平成11年に郊外に、新築一戸建てを4.000万円で購入し、住宅ローンはご主人と奥様二人で契約し、毎月12万5.000円でスタートしました。ご主人が、ある日突然会社に出勤したところ、会社が倒産してしまっていたそうです。会社からは何の保証もなく、いきなり解雇との現実を突きつけられてしまったわけです。次の職が見つからなく数か月が過ぎ、預貯金も底をつくようになりました。消費者金融から30万円を借り入れ、気が付けば約一年で消費者金融からの借り入れが総額450万円にもなり、これ以上の借り入れは不可能でした。住宅ローンも滞納し始め5ケ月過ぎたある日、裁判所の方が2名自宅に訪れ、競売にかけられていたことがわかりました。裁判所の話によると、このままでは数ヶ月で競売になると言われ、ご夫婦で当協会に来られ相談がスタートしました。ご主人は自宅を売却し、新しい生活をスタートした方が良いのではないかと考えていましたが、奥様は自宅を手放す事は絶対に避けたいとのお考えでした。大学生と中学生の子供さんがいることを考えれば、どうしても売却はしたくない意向です。当協会のご提案は、息子さんが住宅ローンを組めるようになるまでの数年間限定で、投資家へ売却を提案いたしました。契約の内容は毎月賃料を払い、5年後に息子さんが買い戻すという契約を結びました。賃料はローン返済額よりも安くなりほっとされています。