〜解決事例〜

◇ 会社経営者の事例
 

  当センターのホームページをご覧になり、ご相談に来られた会社社長様の事例です。 

  総合建設業を営んでおり、事務所兼自宅利用のビルを所有していらっしゃいました。

  平成3年に所有の土地にビルを建設されております。

  当時は現金で建設費を支払うつもりでしたが、税理士の勧めで都市銀行より

  約1億円を借入 されたそうです。

 

  当時は仕事も順調で、従業員も50名おり、従業員への賞与も3回支払うなど、業績も

  右肩上りでしたが、昨年のリーマンショック以降、急激に仕事が減り出し、

  年明けには全く仕事が無い状態が続きました。

 

  さらに下請けの倒産が相次ぎ、売掛金の回収もできない状況になり、

  ほとんどの従業員も解雇し、現在では家族5人で切り盛りしている状況です。

  当然、住宅ローンの支払いも数ヶ月できない状況になっていました。

  住宅ローンの借入先である銀行より、これ以上は待つ事ができないので、

  競売にかけるとの連絡があったそうです。

 

  社長曰く、長年付き合ったきて、支店長まで良く知っている関係の銀行なのに、

  なんて冷たいんだとおっしゃっていました。

 

  この銀行からは、事業資金も借り入れていた為、今のままでは返済ができない

  という事と、長年住んでいた自宅が競売にかけられるという不安で体まで

  壊してしまいました。

 

  建設業組合の役員をしていた事もあり、だれにも相談できない状況でした。

  何とか解決しなければと、自暴自棄になっていたともおっしゃいます。

  

  競売の入札が2ヵ月後に迫ったある日、憔悴しきって社長様よりお電話を頂きました。

 

  競売入札まで期間が少ない事でしたので、その日のうちに当センターが出向き、

  直接お会いしてのご相談となりました。

  社長様の希望は、長年住んだこのビルを手放したくないというお気持ちでしたが、

  銀行への債務が25百万円、A信用保証より1億円、国民生活金融公庫

  (現 政策金融公庫)より5百万円の合計1億3千万円でした。

 

  親戚などから名義をかりてローンを支払う事も考えましたが、金額が大きすぎる為、

  ビルを維持する事は断念しました。競売まで2ヶ月と迫った状況で、当センターでは

  競売前に任意売却する事を提案し、動き出したわけです。

  2ヶ月の間に全ての債権者と交渉し、ビルの買い手を探し出す事は容易ではありません。

 

  物件の価格を相場の95%程度に設定することにより、早期に売却先を決定し、

  各債権者への返済額を決定しなければなりません。ほどなく購入客が見つかり、

  あとは債権者との交渉です。

  都市銀行への返済は、2千5百万円全額、A信用保証会社へは、残債務の15%程度、

  国民生活金融公庫へは、残債務の10%程度の返済で話がまとまりました。

  建設会社の事務所としても使用していましたので、引越費用や荷物の処分費用も

  多大な金額になります。

 

  通常であれば、債権者が認めてくれる費用は数十万円です。

  しかしこれでは対応できない事から、当センターが何回にも渡り費用の交渉をさせて

  頂いたところ、債権者も理解してくださり、数百万円の資金がお手元に

  残す事が可能になりました。

 

  これにより、全てが解決したわけです。

  現在の住まいは、今までのような大きな物件ではありませんが、郊外に庭付の一戸建て

  を借りる事ができました。

 

  こんな事であれば、もっと早くに相談し解決すれば良かったと社長は言っておられました。

  数年頑張れば、また住宅ローンも組めるようになるので、また住宅を購入したいと意気

  込んでいらっしゃいます。

 

  終わってみれば、競売入札の1週間前・・・・・。

  当協会も、心からほっとしたお手伝いでした。

 

  

◇ 収入源が原因の事例  @ 

                                         

  当センターのホームページをご覧になり、ご相談に来られた方の事例です。 

 

  一部上場企業に20年勤続の43歳男性です。ご家族は、奥様、大学生の息子様、

  高校3年生の息子様の4人家族です。

  平成11年に東京郊外に3.800万円のマンションを購入されて、毎月15万円、ボーナス時

  30万円のローンを組みました。

  購入を決断される際、少々支払いが大変とは思いましたが、奥様もパートで働いている為、

  問題ないだろうと購入を決めました。

  年収も800万円程度あり問題なく生活をしていました。

  長男が大学受験をされた際に、労働金庫より約400万円の「学資ローン」を

  借入れされました。

 

  この支払いが毎月11万円でした。 一部上場企業のため業績の心配はなく、

  給料が下がる事なんて事は考えてもいなかったとおっしゃいます。

  それが平成20年春頃から会社の業績が下がり始め、夏のボーナスが約半分になり、

  残業がなくなり、週休3日になりました。給料30%マイナスとなってしまいました。

  パートで働いていた奥様も解雇になり、この頃から生活の歯車が狂いだしました。

  現在でも何とかやりくりをして、住宅ローンだけは滞りなく支払いをおこなっています。

 

  ただし、長男の学資ローン、マンションの管理費等は既に滞納しています。

 

  次男の大学入学が来春の為、再度学資ローンを300万程度借入れをしなければ、

  大学に行かせてあげることは不可能な状況であるため、どうしたら良いか毎日悩んで

  いらっしゃいます。

  この状況で当協会にご相談に来られました。

 

  当協会では、次男に大学進学は諦めるよう、説得したらどうかと、提案を致しました

  ところ、それだけは絶対にできないとおっしゃいました。

  長男だけ進学させて、次男は進学させてあげられないのは、親としてどうしても

  できないとのことでした。

 

  住宅ローンの支払い(月々15万円、ボーナス時30万円×2回=年間240万円)を

  何とかしなければ解決策はないと考え、自宅の任意売却を提案しました。

 

  例えばマンションを売却し、10万円の賃貸マンションに住み替えするだけで、

  年間120万円浮かす事が可能です。

  これを次男の学費に充当する事ができます。

 

  ローンの支払が滞っていない方は任意売却できない事から、ローンの支払いや

  マンションの管理費を遅らせてもらいました。

 

  この支払いしない分を今後の生活資金とするために貯蓄に回す提案もさせて頂きました。

  これを行う事により約100万円お資金が捻出できるわけです。

 

  任意売却を行うことで、新たな学資ローンの借入れは不可能となりますが、

  借金を重ねる生活から脱出できるだけでストレスから開放されます。

  マンション売却開始から約一ヶ月経過した時点で購入客が見つかり、

  先日、売買契約の運びとなりました。

  売買価格が確定した事で、債権者に返済できる金額が確定します。

  新居の賃貸マンションも現在のマンション近くで見つかり、今までの生活環境と変わりなく

  できるので良かったとおっしゃっていました。

  すべて完了するまであと約1ヶ月。引越の準備で忙しいと先日お電話を頂きました。 

 

 

    収入減が原因の事例 A  

数年後に買い戻す約束で売却した事例 

                

  平成11年に郊外に、新築一戸建てを4.000万円で購入し、住宅ローンは

  ご主人と奥様二人で契約し、毎月125.000円でスタートしました。

  夫婦共働きだった為、比較的住宅ローンの支払いは楽だったようです。

  ご主人は中堅の商社に勤務していましたが、ある日突然会社に出勤したところ、

  会社が倒産してしまっていたそうです。会社からは何の保証もなく、いきなり解雇との

  現実を突きつけられてしまったわけです。

 

  年齢的にもまだ若いから、次の就職も簡単に見つかるだろうと安易に考えていました。

  何社面接を受けても不採用ばかり・・・。

  奥様が働いているので、焦らずじっくり探す事にしようと考え直したそうです。

 

  しかし、4ヶ月が過ぎ、預貯金も底をつくようになり、住宅ローンも遅れるようになります。

  先月の遅れを今月支払うようになり、2ヶ月連続で滞納することもありました。

  何とか住宅ローンの支払いをしなければと、消費者金融から30万円を借り入れ、

  急場をしのぎました。

  当然生活費の不足もある為、これもまた借入れをおこしていきました。

 

  気が付けば約一年で消費者金融からの借り入れが総額450万円にもなり、

  これ以上の借り入れは不可能となり、住宅ローンの滞納5ヶ月が過ぎたある日、

  裁判所の方が数名自宅に訪れたそうです。

 

  聞けば、競売にかけられていて、その調査に来たとの事。

  債権者から何度も郵便物が来ていた事は知ってはいましたが、見るのもイヤになり、

  そのままにしておきました。

 

  裁判所の話によると、このままでは数ヶ月で競売になると言われ、ご夫婦で当センターに

  られ相談がスタートしました。

  ご主人は自宅を売却し、新しい生活をスタートした方が良いのではないかと考えて

  いましたが、奥様は自宅を手放す事は絶対に避けたいとのお考えでした。

 

  大学生と中学生の子供さんがいることを考えれば、どうしても売却はしたくない・・・。

 

  この住宅を賃貸に出すと、約15万円程度の家賃収入が見込めることから、

  投資家へ売却して5年後には買い戻す契約となりました。

  5年後には、長男が就職しているであろう事から、このような契約にいたったわけです。

 

  当協会は 滞納=競売・任意売却 ではなく、できうる全てのことにチャレンジする事を

  ご提案しています。

 

 

   

◇ 離婚が原因の事例

  2年前にご主人と離婚された方の相談事例です。

  平成15年に、千葉県のディズニーランド近くのマンションをご主人名義で購入しました。

  (4.500万円の物件を頭金500万円、35年ローン、毎月返済140.000円)

 

  ご主人の仕事柄、地方転勤が多く初めてのマイホームでした。

  小学生の女の子、中学生の女の子さんがおり、ディズニーランドが近い事もあり、

  家族で時々行っていたそうです。

 

  ある日突然、銀行から住宅ローンの「督促状」が届いたそうです。

  ローンの支払いはすべて、ご主人に任せてあった為問いただすと、消費者金融数社

  からの借金があり、支払えなくなったと言われたそうです。

 

  消費者金融から借金をした理由は、全く話してくれなかったようです。

  そのうちご主人は外泊を繰り返し、一週間に1〜2回しか自宅に帰って来なくなり、

  心配の為勤務先に連絡をしたところ、1ヶ月前に退職をしていた事が発覚しました。

 

  ご主人は生活費も底をつき、奥様がパートに出ても生活は大変苦しかったそうです。

  そんな頃ご主人が、「このマンションはお前にあげるし、ローンは自分が支払うから

  離婚してくれ」と申し出てきたそうです。

 

  奥様は何とか生活を立て直す為にも、不安はありましたが離婚を決意したそうです。

  翌月はご主人からローン分の振込みはあったのですが、その翌月からは全く

  入金されないようになりました。

 

  何とか奥様の収入で遅れながらも支払いは続けていたのですが、

  体調を崩しそれもできない状況になりました。

 

  奥様から銀行へ何度も状況説明に行ったのですが、全く取り合ってくれなかったようです。

  そんな状況の中、当センターへご相談に来られました。

 

  当協会では、まずご主人を探す事を提案し、あらゆる手がかりで探し始めました。

  当協会が、ご主人の実家(新潟県)に連絡をしたところ、義理の両親様は来ていないと

  いっておられましたが、何度か連絡をしているうちに新潟市内でアパートを借りて

  住んでいる事がわかりました。

 

  当センターが新潟まで出向いてご主人にお会いしたところ、

  「現在も無職でこのアパートも両親が借りてくれた、マンションのローンは支払いができない」

  との事でした。

 

  打開策が見つからない為、奥様に状況を報告したところ、売却して清算したいとのお考えでした。

  債務者がご主人であり、ご主人の協力なしには売却が不可能な為、協力をしてくれる事を

  取り付け任意売却をスタートしました。

 

  ディズニーランドが近く、比較的人気のエリアなので比較的早く売却が決まりました。

  当然、債権者である銀行へは全額返済できませんでしたが、残った債務は毎月1万円を

  ご主人が支払っていく事でまとまりました。

 

  さらにマンションの管理費等、固定資産税の滞納もすべて任意売却で清算することができました。

  さらに奥様は、引越する費用もない事から大変心配しておりましたが、

  それも捻出でき大変喜んで頂きました。